内向型の人が住みやすい町について

こんにちは!プリンスジュンです!

2024年9月21日・22日に開催されたふるさと回帰フェアの地方移住セミナーに登壇させていただきました。この日、私は内向型の人が心地良く感じる町についてお話しました。その内容をお伝えいたします。

テーマは「移住×内向型さん」を考える

私は友人に「どうしてプリンスは都内に遊びに行かないの?どうして二宮町を出ようとしないの?」と何度か言われた事があって、どうしてなのかを考え、自分自身を分析して分かった事が、私は内向型の人間だという事でした。そして、その人の生まれ持った性格と、その人が心地良く感じる町と言うのは関係性があるだろうと思いこのブログを書きました。↓

二宮町への移住者の性格の共通点

5年前に書いたこのブログ記事がNPO法人ふるさと回帰支援センター 神奈川移住コーディネーターの人の目にとまり、今回の地方移住セミナーの~静かな人の時代がやってきた!「移住×内向型さん」を考える~が実現しました。

一緒に登壇した方は著書『I型(内向型)さんのための100のスキル』を出版されたなつみっくす(鈴木奈津美さん)


一般社団法人母親アップデート 代表理事。「内向型の自分を変えるのではなく、強みを活かせばいい」と気づいてからは、人生が好転。「ひとりひとりが可能性を解放するキッカケをつくる」を目的に活動されています。

今回のブログ記事は、私が話をした内容だけのまとめになっていますので、なつみっくすさんがお話した内容が分かる、なつみっくすさんのnote記事も是非ご覧ください。

なつみっくすさんの記事↓

内向型は、人が少なく静かで自然がある町が心地良い

内向型の人はあらゆる感情や感覚が敏感に発達しているので、刺激が強い物にストレスを感じます。そんな内向型の人がストレスを感じる町は、人口密度が高くてごみごみしていて騒々しい町。逆に心地良さを感じる町は、人が少なく、自然豊かで静かな町です。

絵にすると分かりやすい。刺激を求めることで元気になる外向型と、ひとりでゆっくりする時間で元気になる内向型休日の過ごし方なんかが分かりやすいと思います。ちなみに内向型の私は毎週温泉やサウナに行きます。私が元気になる方法です。

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内向型の人が好むような町は、外向型の人からしたら刺激が無くてつまらないと思うかもしれません。でも、内向型の人は外向型の人がスルーしてしまう様な小さな幸せを感じる事が出来ます。例えば、道端に咲く花が美しい、空気が澄んでいる、そよ風が気持ち良い、夕焼けが綺麗、鳥のさえずりが心地良い・・・など。日常の中で多くの幸せを見つける事が出来るのです。

移住先の町の人に受け入れてもらえるか?

では、内向型の人は田舎や地方に行けば良いというのでしょうか?一つ心配があります。それは移住先の町に受け入れてもらえるだろうか?そもそもその町にコミュニティは存在するだろうか?よそ者扱いされないだろうか?少し内気な内向型な人からすると気になる所ですよね。私たち移住者を快く受け入れてくれる寛容度の高い町かどうかを知る術はないのでしょうか?

あるのです。面白い研究結果があるのです。

寛容度の高い町はボヘミアン指数が高い

寛容度の高い町はボヘミアン指数の高い町です。ボヘミアン指数とは、アーティスト、デザイナー、建築家、写真家など、その町にこういった芸術に関わる人がいる割合の事を言います。

こういった芸術に関わる人は寛容度の高い町に引き寄せられます。つまり、その町は多様性を受け入れる風土があるので、移住者にも寛容的でウェルカムなのです。これは、社会学者のリチャードフロリダによる「クリエイティブ都市論」という研究結果で分かっており、またこういった町は経済的にも発展していくとされています。

移住候補先を探す際に、芸術家、クリエイターがいる町かどうかで調べてみたり、または芸術家の多い町から候補地を探してみても良いかもしれません。私の感覚ですが、小規模のマルシェなどを頻繁に開催していて、アーティストでなくても地域の人々がその場で自分を表現出来ている町は寛容度が高い様に思います。(二宮町が正に!)

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神奈川県の西湘・県西エリアがおすすめ!

では、内向型の人が心地良さを感じる「静かで人が少なくて自然豊かで寛容度の高い町」は実際どこにあるのでしょうか?ずばり私がお伝えいたします。神奈川県の西側、「西湘・県西エリア」です!

色が付いている所が県西エリア。西湘エリアは明確な範囲は決まっていないのですがここに二宮町と大磯町を追加させてください。

神奈川県の人口は約923万人。それに対して県西エリアは約60万人。県西エリアは神奈川県全土の3割も占めているのに、人口は神奈川県全体の5%に満たないのです。これは、県西エリアに住む人は横浜市民の約16倍もの土地を一人当たり持っているという計算になります。いかに人口密度が低くてゆとりある地域かという事が分りますね。

そして自然豊か。足柄、小田原、箱根の豊かな森林。丹沢の山々を背に足柄平野を流れる酒匂川。そしてサーファーの少ない静かな海。また、県西エリアは神奈川県では「未病を癒す地域」と位置付けています。豊かな自然があるので一次産業である林業、漁業、農業がしっかり残っていて、豊富な海の幸、山の幸、新鮮な野菜が身近にあって食べる事ができます。そして何より、箱根、湯河原に温泉があります。気軽に行ける距離に温泉があるのです。

感覚が敏感な故にエネルギーを消耗しやすくストレスを感じやすい内向型の人は、体と心を整える癒される場所が必要なのです。この西湘・県西エリアが正にそれを適えられる場所ではないでしょうか。また、都心から離れているというだけで不動産価格もリーズナブル。神奈川県の中でも最も豊かな暮らしができるエリアといっても過言ではないでしょうか。

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プリンスジュンは二宮町をお奨めします!

内向型の私が西湘・県西エリアで特にお奨めする町は、私が心地良く住み続けている二宮町。人混みや渋滞がなく穏やかでゆったりとした空気感。海と山を身近に感じながも田舎 過ぎる訳でもなくちょうど良い。寛容的な町民性で皆優しい。移住者も直ぐに溶け込めるコミュニティ。お魚や野菜が美味しい。箱根、丹沢、湘南方面も直ぐに行ける道路アクセスの良さ。吾妻山公園からの絶景。リーズナブルな不動産単価。都内までも電車に座って通勤が可能。まだまだ伝えたい事はいっぱいありますが、キリが無いのでここで止めときます(笑)

セミナー後に来場者に二宮町の魅力をお伝えしましたよ!

当日の対談のまとめを描いていただきました!

じゃこさん作成

ささのりさん作成

心地良い町や物件を見つけるのは、自分自身を知る事が大切

よくメディアで「住みたい町ランキング」や「おすすめ移住先ランキング」などを見かける事がありますが、見る度に心がモヤモヤします。それは誰に向けてのランキングなんだろうと思うから。何に心地良さを感じるかは人それぞれ違いますよね。私は私であって誰かでは無いのです。

自分はどんな人間なのか?自分は何に幸せを感じるのか?を答えられなければ本当に自分が求めている暮らしに辿りつけないと思います。おすすめランキングを知るよりも、自分自身を知ろう。

貴方はどんな町で、どんな家で、どんな暮らしをしてみたいですか?貴方にぴったりの物件を私がご紹介いたします(笑)