二宮の海を見守るライフセーバー

夏になってから腹筋トレーニングを始めたって、ビーチボーイにはなれないよと自分に言い聞かせるプリンスジュンです。

 

 

さて、このブログを書いている8月12日(日)は、夏休みの真っ最中。

夏といえば海。海に行けば泳ぎたくなりますが、二宮町の海水浴場は2007年の台風9号直撃の時に無くなりました。その後、西湘バイパス復旧工事、そして浸食した海岸の砂浜を取り戻す養浜を工事を行っており、ずっと再開されていません。寂しいですね。

 

 

梅沢海岸にライフセーバーがいるのは何故?

海水浴場が無くなったという事は、二宮町の海で泳ぐことは出来ません。

でも、なぜか夏休みの時期になると、梅沢海岸でライフセーバーの姿を見かけます。なぜでしょう。そもそもどこから派遣されて来たのでしょう?町でしょうか?

 

聞いてみました。

 

Q:お二人はどこから派遣されたのですか?二宮町ですか?

 

A:いいえ、僕たちは大磯町海水浴場のライフセーバーです。そこから二宮町に派遣されていて、二宮は約10日間ほど監視に来ています。

 

Q:ライフセーバーのお仕事なのですか?

 

A:いいえ、僕たちは東海大学の学生です。大学に「ライフセービングクラブ」という部活があって、そこに僕たちは所属しています。大磯の海水浴場と二宮の海の監視はその活動の一環です。

 

Q:二宮の海での監視で、実際にレスキュー出動した事はありますか?

 

A:いいえ、皆さんマナーを守って海で過ごしていますので、緊急出動はありません。そもそも僕たちの存在自体が抑止力になっていますから。

 

Q:二宮の海には水着ギャルがいなくて物足りなくないですか?

 

A: ・・・ (-.-;)

 

 

 

 

パトロールありがとうございます!

この時期になると、「BBQに来ていた男性が川に飛び込み死亡。」「海で泳いでいた中年男性が溺れて死亡。酒に酔っていたとの事。」みたいなニュースを耳にする事が増えますよね。その場所が自分の住む町だったら悲しみは大きくなります。

 

お酒が入ると、人は心理が変化して、予想もつかない行動をとってしまう事があります。ましてや「夏の海」のような開放的な場所であれば尚更でしょう。

 

そんな私たちを監視してくれているライフセーバーに感謝を申し上げます。

 

 

 

あの夏を忘れない

これは、約30年前の二宮の海の写真。今では考えられない風景ですね。

私が子供の頃は、砂浜があり、多くの人で賑わっている海でした。

あの夏を忘れない。

もう一度、取り戻そう、二宮の砂浜。

 

 

 

 

あと、プールも。