一生懸命さが、人を感動させる事に気付いたから

こんにちは!クラシックバレエを始めて5年が経ったプリンスジュンです!

さて、2024年7月20日にバレエの発表会がありました。今回の発表会、自分なりに練習を頑張りましたので達成感があります。頑張る事ができたのは、ある人の姿を見て心を動かされたからなんです。

下手な姿を見られるのが恥ずかしかった

私が通うバレエ教室「西湘ヴィレ」の発表会は毎年開催されていますが、私がヴァリエーション(ソロ演技)を踊るのは3年振りです。昨年はプライベートで足を怪我したので出演しませんでした。

美しいバレエの世界感が好きです。バレエの踊りというのは運動量もなかなかハードなので健康的です。

ただ、人前で踊るというのは別の話。40歳から始めたバレエ。上手に踊る事はとてもじゃないけど出来たもんじゃない。プリンスを名乗っているのに、バレエが下手な姿を大勢に見られるのは恥ずかしいと思っていた。だから私は発表会に出る事に躊躇があった。

ある人の姿を見るまでは。

一生懸命に頑張る友人の姿に心打たれた

1年半前、同年代の友人にバレエの良さを伝えたら、同じバレエ教室に入会してくれました。彼はバレエにはまり、いつも一生懸命に練習していた。そしてバレエを始めてわずか半年でバレエの発表会に出たのです。

本番の演技を見て私は感動しました。彼は短期間にとても上達していました。決して上手という訳ではないのです。一生懸命に踊る彼の姿に心揺さぶられたのです。

それは私だけではありません。会場にいる皆の心を掴んでいました。演技後の拍手の大きさがそれを物語っていました。

人と比べない。自分なりの一生懸命。

それが昨年の発表会の出来事です。私は失敗する事を恐れていた自分が情けなくなりました。人を感動させるのは上手い下手じゃなくて、一生懸命に取り組む姿を見せるという事に気付いたのです。

今までの自分は「転んだらどうしよう。」「回れなかったらどうしよう。」というネガティブな思考が占めていましたが、それからは「転んだってかまわない。」「下手で当たり前、頑張っている姿を笑う人はいない。」という思考に変わりました。そして今回の発表会を迎えることが出来たのです。

人と比べない。今の自分を受け入れて、自分なりの一生懸命を継続して生きていきたい。

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