「二宮町は海抜が高い」けど、防災意識は大切

夢の中では、何故か私だけが空を飛べる。スピードは出ないけど、空中を平泳ぎする感じで優越感に浸りながら町中を泳ぐのだ。

 

プリンスジュンです。

 

 

さて、先日、ドローン飛行OKの場所から二宮の海を撮影してみました。

その写真がこちら!

超キレイじゃないですか!?

夢じゃないよ、空を飛んだよ。

 

 

 

二宮町は海抜20m以上ある場所が殆ど

 

二宮町の海沿いは綺麗に海を見渡せます。その主たる理由は、海抜が高いという事。海抜の高さは二宮町の地形の特徴の一つです。ちなみに海抜とは、海面を0mとした場合の、陸地の標高です。二宮町は平均的に海抜20m以上ある場所が殆どです。

 

地元の私たちは当たり前の様にこの海抜の高さの事を知っていますが、二宮町外の人達は知らない人が多い事に不動産の仕事を通して気が付きました。海の近くは怖くて住めないと思い込んでいる人には、この地形の事を知って頂きたいと思いました。

 

 

 

海抜が何メートルあれば安心かという数値はない

「じゃあ、二宮町は津波が来ても大丈夫なの?安心なの?」と聞かれたならば、「はい、安心です。」とは言い切れません。というのも、自然災害は想定できない事が起こり得るからです。15m以上あれば、津波がきても大丈夫と言われていた中で、東日本大震災では津波の高さが最大で40メートルに達した地域があると聞いています。誰もが予測していない事が起きるのです。つまり、海抜はあくまでも目安であって、いくつ以上なら大丈夫というものではありません。

 

 

 

二宮町に住むという事は、自然災害に対する心得が必要

山と海に挟まれている二宮の特徴がよく表れている写真ですね。本当に素敵な町です。

二宮町は、隣接している海沿いの町に比べて海抜が高いという安心感はあります。また、海や山、川があり豊かな自然に恵まれているの魅力です。ただし、それは同時に、津波や土砂崩れ、河川の増水による洪水の危険性があるという事ですから、万が一の時に備えて防災情報を知っておく事が大切ですね。

 

二宮町では、災害が発生した際に被害を最小限にとどめるため、災害発生時の被害想定区域を示した「ハザードマップ」や災害別の避難所を示した「避難所マップ」を発行しています。

詳しくは二宮町ホームページをご参照下さい。

 

 

 

二宮の海で遊んでいて津波が来たらどこへ逃げる?

この記事を書いている今は、夏のど真ん中。海岸で遊んでいる人、BBQを楽しんでいる人、釣り人がたくさんいます。もし、そんな時に津波警報が発生したらどうします?

原則は、「海岸から離れ高台へ」。高台へ向かって避難しましょう。

また二宮町では、海岸からの避難先として、津波災害指定避難場所を指定しています。

以下の表がその場所です。

 

 

避難場所名
住所
標高
茶屋老人憩の家 川匂71 25.1メートル
町立体育館 山西218-10 22.5メートル
梅沢老人憩の家 山西102-1 23.0メートル
心泉学園 二宮98 22.4メートル
袖が浦公園 二宮92 24.4メートル
海の星幼稚園 二宮88 22.9メートル
二宮中学校 二宮54-2 23.5メートル

 

 

 

 

好きだよ、二宮の海

早朝の梅沢海岸

人が少なくて、プライベートビーチ感たっぷりの二宮の海。いつも静かで癒される。

心がモヤモヤしたら、二宮の海を訪ねて欲しい。

この海が、この町が、貴方を包み込んでくれる。

 

そしてこの町に住みたいと思ったら、

 

プリンスジュンを訪ねて欲しい。