※Kai’s Kitchen(カイズキッチン)は、2019年9月1日にオープンしました。この記事は2018年7月時点の記事になります。
こんにちは!焼肉より寿司が好き、すき焼きより秋刀魚の塩焼きが好きなプリンスジュンです。
さて、二宮町の築60年の古民家に引っ越してきたお魚料理人が、家の土間スペースを利用して、お魚な料理を中心としたコミュニティスペースにする予定です。その名も「Kai’s Kitchen」。
先日、ご自宅でホームパーティーが開催されたので、お邪魔させて頂きました。
Kai’s Kitchenってこんなお店、こんな店主
Kai’s Kitchenの店主は甲斐昂成さん。甲斐さんは現在、辻堂で、金土の週末限定で「Kai’s Kitchen ~辻堂 大人のお魚ダイニング~」を営んでいます。その他、お魚コーディネーター、出張お魚料理人、お魚ソムリエとして活躍しています。
【Kai’s Kitchenのコンセプト】
甲斐さんは、本当は美味しいのに「知られていない」という理由や、「数がまとまらない、旬じゃない、普段見慣れない。」という理由だけで、誰にも知られずに捨てられている魚に目を向けて、そんな魚たちの美味しさをお客様に提供しています。
効率化を進めてきた過程で外されたものたちを価値ある型に変えて提案する。
買う人が増える、需要が生まれる、売り場に並ぶ。
儲かる漁業を RE DESIGN する。
そのきっかけをつくる。
甲斐昂成
甲斐さん、かっこいいですね!
どうして二宮に?
さて、そんなお魚コーディネーターの甲斐さんがなぜ二宮に来たかというと、ここの建物はアップサイクルブランドSKETCHのアトリエとして使われていた場所で、建物リノベーションは現在進行形中です。そのSKETCH代表の関根将吾さんが仕事の場を都内へ移した為、同じ「価値のないモノに新たな価値を生み出す」事を信条として友人となった甲斐さんにこのスペースを紹介した事がきっかけでした。
気軽に人が集まれるコミュニティの場にしたい
まだ引越してこられて間もない甲斐さん。「Kai’s Kitchen ninomiya」オープンは秋頃を目指しているそうですが、まだまだ準備に時間がかかりそう。
食事だけに限らず、色々な人にこのスペースを利用してもらいたいという。お部屋余っているから、旅行者にもぜひ泊まってもらいたいとも。アイデアは次々と出てくる様子です。
新しい物語が始まる
ここの建物は、20年間使用されていなかった空き家でした。
この空家のオーナーの娘さんが、私が書いた空き家活用の記事を読ん頂いた事がきっかけで、ご両親に太平洋不動産を勧めて頂き、この家の入居者募集させて頂く事ができました。
そしてSKETCHの関根将吾さん、Kai’s Kitchenの甲斐昂成さんと巡り合う事ができ、眠っていた価値が蘇って、新たな価値が吹き込まれてきました。これらの出会いに運命的なものを感じます。
Kai’s Kitchenのホームページのコンセプトのタイトルが「ムカチのカチカ」。つまり、「無価値の価値化」。放置され価値が眠っていた家で始まる、眠っていた価値の魚を価値ある型に提供するお魚コーディネーターの物語の始まりです。
※Kai’s Kitchenは、2019年9月1日にオープンしました。この記事は2018年7月時点の記事になります。