東京に通いながら、二宮で暮らすという選択

「移住」と聞くと、仕事も暮らしも大きく変えるイメージがある。

けれど、二宮に暮らす人たちの話を聞いていると、必ずしもそうではないことに気づく。

5年前に移住相談をしたお客様に、当時の事と今の暮らしについて伺いました。

なぜ二宮だったのか。

その理由は意外にも、「田舎暮らしへの憧れ」だけではなかった。

“都会に通えるローカル”として二宮を選んだ

話し手は、都内勤務を続けながら、家族で二宮へ移住。

理由として大きかったのは、

  • 渋谷・東京駅方面へ一本で行ける
  • 座って通勤できる
  • 電車時間を読書や仕事に使える
  • 小田原が近く、新幹線利用もしやすい
  • 西方面への出張に便利

という「都市アクセスの良さ」。

単なる田舎移住ではなく、
“都市との接続を保ちながら暮らしを変える”選択だった。

家賃と住環境のバランスが圧倒的だった

当時、子どもが小4・小1になり、
部屋数の必要性が増えていた。

しかし都内では、

  • 家賃が高すぎる
  • 郊外に少し出ても大差ない

という状況。

その中で二宮では、

  • 戸建て賃貸
  • 都内の半額程度の家賃
  • 広さが確保できる

という条件が実現できた。

ただし「子どもが将来出ていくかもしれない」ので、
購入ではなく賃貸を選択。

“なんとなく良い”ではなく、長年蓄積された憧れだった

実は10年以上前から二宮・大磯に来た経験があり、

  • 「いい場所だな」
  • 「海も山もある」
  • 「明るい」
  • 「人柄が良い」

という印象を持っていた。

さらに、
大磯の知人から20年前から
「平塚の川を越えると空気が変わる」
と聞かされ続けていた。

つまり、“突然の移住”ではなく、
長い時間をかけて醸成された土地への信頼感があった。

ローカルと都市を行き来できる感覚に価値を感じていた

話し手は地域の仕事にも関わっており、

  • ローカルビジネス支援
  • 地域プロジェクト
  • 地方の仕事

などをしている中で、

「都会だけの暮らしがつまらなく感じ始めた」

という感覚があった。

そこで、

  • 都会にも戻れる
  • でも暮らしはローカル

というバランスを持つ大磯・二宮に魅力を感じた。

実際に住んでみて「出たいと思ったことがない」

移住後5年間、
「一度も出たいと思ったことがない」と語っている。

特に原田エリアについて、

  • 物件があまり出ない
  • タイミング良く出会えた
  • 散歩が楽しい
  • 富士見が丘まで歩く

など、“観光地としてではなく生活圏として好き”という感覚が出ている。

この対談の本質

単なる「自然が多くて良い町」ではなく、

“都市で働く人が、都市を捨てずに暮らしだけ豊かにする”

という価値が、
二宮・大磯エリアにあるという話。