「夢は見るものではなくて、叶えるもの。」
湘南お菓子部ICHIの部長はそうおっしゃった。
僕は小学生の頃、光GENJIに憧れた。アイドルになりたかったんだ。
あの頃の夢は消えたのかい?No,No,No,
アラフォーになってから、僕はプリンスジュンとして「自称二宮町のアイドル」になったのだ!人生一度きり、年齢や世間体なんて気にせずに、自分の夢を叶えようぜ!
さて、10月に二宮町百合が丘にオープンしたシェアキッチン「湘南お菓子部ICHI」。
ここは、焼き菓子パティシエになる夢をサポートしてくれて、夢を叶えさせてくれる場所なんです。しかも湘南地域初のシェアキッチンとの事で、めっちゃ気になるよね!
二宮町百合が丘商店街にオープン!
二宮町百合が丘商店街は、直売広場のスーパー「わくわく広場」がある場所で、あのコミュナルダイニンングのお隣です。オシャレなファザードが目を引きますね。
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現在、湘南お菓子部ICHIには5名のパティシエが在籍しています。今後もパティシエは増えていく予定だそうです。
日替わりで色々なパティシエのお菓子を買う事ができるので、毎回行く楽しみが増えますね。スケジュールカレンダーはホームページやインスタグラムでチェック出来ますよ!
内装も素敵☆
この日担当のパティシエのお菓子が並びます。建物2階にお菓子を作るキッチンがあり、製作中のお菓子の甘い香りが届いてきましたよ。
買ったお菓子をイートイン出来ます。お菓子も飲み物の良心的な価格です。
シェアキッチンを作った理由
カフェなどの飲食店をオープンしてみたいというのは分かるのですが、どうしてシェアキッチンだったのか、どうしてこの場所だったのか、疑問だらけだったので、オーナーであり湘南お菓子部ICHIの部長の宮坂里沙子さんに聞いてみました。
宮坂さんのご友人が、お菓子のお店を開きたいとずっとお金を貯めていたそうです。お店を開くのにかかる高額な金額を知って驚いたそうです。そして、苦労してやっと開店したとしても、もしお客さんが来てくれなかったらそれらの先行投資が台無しになってしまいます。
「それだけお金をかけて作った工房を一人で使うのはもったいない!」
という発想からこのシェアキッチンが生まれたそうです。
夢をもっている人の夢を叶える事で夢を見る
お話を伺っていて驚いた事は、宮坂さんはお菓子作りが苦手で一切やらないそうです(笑)
てっきりお菓子作りが大好きだと思ったのですが、お菓子どころか食の分野も未経験との事で、ではどこにこのお仕事にやりがいを感じるのか聞いてみた所、
「自分が作ったお菓子を楽しそうに売る部員(パティシエ)を見てる時が一番嬉しい。」
との事です。
「夢をもっている人の夢を叶える事で夢を見る」
とても素敵ですね。
団地商店街の魅力
団地の商店街という立地も以前から興味があったそうで、この二宮団地の中のテナントは希望に合っているそうです。今は二宮団地再編プロジェクトもあり、新しい人たちが続々と百合が丘地区に移住してきています。移住してきた人達にとっても、こうしたほっと一息つける場所、コミュニティが広がる場所があるのはとても嬉しい事ですね。
楽しい所に人は集まる
宮坂さんはとても面白い方で、話が尽きません。初めて来たお客さんも笑顔になれる場所だと思いました。人は笑顔がある場所に引き寄せられます。楽しい場所に集まります。この場所は、きっとそういうスペースになって行くのだろうなと予感しました。
場所
〒259-0133中郡二宮町百合が丘2-2-1